電車の帰り道に...懐かしい想い出を思い出した。
あたしの老舗の白シャツデビューは、
大学の卒業式だった。
ロンドンの老舗デパート「ハロッツ」の
イギリス シャツブランド「PINK」で
当時の年の離れた彼氏が、
「素敵な女性になってね。」と、
卒業式に着るようにプレゼントしてくれた。
真っ白のシャツがなんとも、
清潔感のある大人の女性に見えて嬉しかったな。
デザインより、安い生地で満足され
ディテールよりも値段で判断されるのが、今の流行だと思う。
だからこそ、ベーシックな老舗の本物を買いそろえ、
巧みな技を知りたいと思う。
どんな時代も、形をかえずこだわり抜いた
ベーシックな服がなんとも素敵だと思う。
え?この値段?と思うようでは、まだまだだと思う。
あたしの一番高いシャツをシャツの工場さんに見せたとき、
一発で言いあてた。
「これ、高いシャツでしょ?」
この手法はうちの機械ではできないし、
着たら分からない、こんな裏側にこだわっているシャツなんてない。
5mmの際を縫うんだよ。
本当に感動だった。
見せかけの人にはなりたくないな...そうおもった。
知識を伴って、シャツをさらりと着こなしたい。
シャツのボタンひとつでも、値段が違うし、
形だけじゃなくて、作られる過程が高いんだよね。
本物だけが、いつだって在り続けるからね!